皆さんのお宅ではどうですか?
「何でも話せる」ってことはないですね。 むしろ「何も話さない」って感じでしょうか? 寂しい限りですね・・・。
高校生の男の子ですから 当たり前にも思うんですが、皆さんのお宅はどうでしょうか?
比べたところであまり意味がありませんが、気になってしまう時ってありますよね? 私はあります。
だいたい母親の方がこういう心配してるもんでしょうか?
それに対し
なんて冷静に分かったような顔をします。 えぇ、私はしています。
我が家には 一つ下の娘もいます。 娘の方は一番身近な友達のように嫁さんと接している(少なくとも私の目にはそう映る)ので、男の子と女の子の違いだろうと解釈しています。
小さい頃を思い出してみる・・・
そりゃぁ、可愛かったですよ。「パパ、パパ!」って。 本当に子供たちや嫁さんがいたから、今まで頑張ってこれたんですよね・・・
結婚して子供が出来て、何か家族で一緒に出来ることがないかって考えて、「キャンプ」を始めたんです。
いろいろ道具も揃えましたよ。 テントにタープ、ランタンに焚火グリル、寝袋に机に椅子。ファミリーキャンプに必要なものは一通り揃えました。
家族四人のお揃いのTシャツも作って・・・。
めちゃくちゃ形から入るタイプですね(笑)
知らず知らずのうちに「期待」をしている・・・
キャンプを始めたころは、まだ子供たちも小さいですから 満足なお手伝いは中々できません。逆に嫁さんは小さな子供たちの面倒を見なければいけませんから、いろんなことを私一人で準備したりしてました。 それでも最初は良かったんです、最初は。 自然の中で子供たちの喜ぶ顔を見ていれば、こんな幸せなことはありません!・・・って。
年に数回行くキャンプは、大体1泊か2泊でした。 2泊ならまだしも1泊だとタープやテントの設営に夕食の準備、ご飯を食べれば後片付け、一晩寝て起きたら朝食作りで、ご飯を食べれば後片付け、そしてタープやテントを撤収して帰る・・・。
それでも段々大きくなれば、息子はタープやテントの設営を、娘は嫁さんと食事の準備を、と成長していくだろう・・・って「期待」してたんです。 でも遊びに夢中でなかなか手伝ってくれない・・。 段々と私の中でキャンプが「苦行」に変わってしまいました・・・。
自分が勝手に始めたんですけどね・・・
生まれてくる前って、どんなこと思ってました? 自分の子供が生まれてくる前です。賢い子がいいとか、鼻が高く生まれてくれとか、そんなこと願ってました?
「元気で無事にさえ生まれてくれれば・・・」
こんな風に思ってませんでした? 私だけ? いや、私たち夫婦だけ? 昭和っぽい? ・・・いやいや、一度くらい思ったことあるでしょ? ありますよね!?
元気で無事に生まれてくれたんです! やりました! 上出来ですよ、上出来! 元気で無事に生まれてきた息子も、産んでくれた嫁さんも! ・・・そうなんです・・・
「ちゃんとしなさい」、「勉強しなさい」、「もっとやれる」、「もっと出来る」・・・他にもいろいろ・・・
勝手に期待して、勝手に裏切られて、勝手に腹立てて、勝手に落胆して・・・
・・・
・・・でも、
・・・・・でも、「期待しない」って良いことですか?
ゲームは一緒に遊んでいた・・・
私が中学生の時に「ファミコン」が任天堂さんから発売されました。 家庭用ゲーム機を爆発的に普及させた立役者で、よく年配の方がゲーム機全てを「ファミコン」って呼んでたような気がします。
当然私も夢中になり、「スーパーファミコン」「プレイステーション」「プレイステーション2」「Wii U」「DS」「3DS」「Switch」・・・と時を重ね、未だにゲームに勤しんでおります。
子供たちには 目にあまりよくないだろうと 小さなうちは与えていなかったんですが、小学校の入学を機に「DSi」を買ってあげました。
入学前に始めた「ポケモンカードゲーム」の影響で、最初に買ったゲームソフトは「ポケットモンスター プラチナ」でした。 そこから「ポケモン」にハマってしまいました・・・私が。
ポケモンの映画も毎年 子供たちと3人で観に行ってました。 映画を観に行くとゲーム内に特別なポケモンがプレゼントされるんですよ! 良くできてます、商売上手です。 ちなみに嫁さんは全くゲームをやらないので 映画も最初の1回ぐらいですかね、一緒に観たのは。 ゲームの方もポケモンの新作が出ると3本買ってそれぞれやってました。大体ポケモンのシリーズは2本同時発売されることが多いんですよ、「金と銀」とか「白と黒」みたいに。そういう時は子供たちに聞くんです、予め。白と黒どっちがいい?って。すると決まって二人とも同じ方を選ぶので、私が違う方を選びます。
でも中学に上がるころにはポケモンやらなくなっちゃって。 ゲーム自体はやるんですけどね。 そうなると私だけポケモンやるんです・・・、新作がでると2つ買うんです「サンとムーン」みたいに・・・。 全部のポケモンを揃えようとすると両方のソフトが必要なんですよ・・・良くできてます、商売上手です。
ニンテンドーSwitchでポケモンが・・・
大きくなってくると ゲームも中々一緒にはやらなくなってましたが、お正月とかお盆とかにはパーティーゲームなんかは家族でやってたりしました。 だからSwitchは1台買ってありました。
そんな時、ポケモンの新作がSwitchで発売されることになりました。去年のことです。 当然2本発売です、「剣と盾」。当然2本買いです、当然。 でもSwitchは1台しかありません。1台だとゲーム内でのやり取りが出来ないんです・・・。 ・・・だから本体も もう1台買いました・・・、嫁さんに内緒で・・・。(もうバレちゃいましたが)
通販で頼んでいた新作が届いたとき、何気なく息子に声を掛けたんです。
この時の「うん」の発音は「おん」です、「おん」。 高校生ですから・・・。
それから少しハマってますね、息子も。 すっかり私より詳しくなっちゃって。 たかがゲームのことですが 話が噛み合うってうれしいもんですよ、そりゃぁもう。・・・わかりますよね?
相変わらずゲーム以外では・・・
中々噛み合いませんね、話が。 何を話しても生返事が多く、「・・・うん」です。 この時の「うん」の発音は「おん」もしくは「あん」です、はい。 外ではもうちょっとマシだと思うんですが・・・。
自分がどうだったか思い出してみても、
全国の9割のお父さんお母さんが言ってそうな会話ですが。
元々活発な子ではなかったです、息子は。 保育園に通う時も、友達ができるんだろうかなんて勝手に心配してましたし、今でも他人と上手に付き合っていけるんだろうか なんて勝手に心配してます。 恐らく死ぬまで何らかの心配をし続けるのでしょう、私たち夫婦は。それが「親」ってもんだと勝手に解釈して納得してます。
山本寛之さんの「野風増(のふうぞ)」って歌があります。故・河島英五さんのカバーで有名でした。 いい歌なんです。 父親目線の歌詞で、息子が大人になったら一緒に2人で飲みたい、夢を持って大きく育て・・・みたいな。 今の時代に「夢を持て」っていうのも酷な気がしますね・・・。
とにかく何でしょう、パッとしないですよ、親子関係は。 私自身と同じです。 でもめちゃくちゃ悪いってこともないと思ってます、私は! 相変わらず 知らず知らずのうちに期待しちゃうんでしょう、・・・そんな感じです。 もしも息子がこれを読んだら、どう感じるんでしょう? 怖いですね、・・・小市民ですから。
最初に書きましたが 我が家にはもう一人、娘もいるんです。 が、それはまた別の記事で・・・。