勝率8割以上!に惹かれて始めてみましたが・・・
3割5分7厘。6月12日時点での成績です。
なるほどプロ野球なら首位打者争い確実、いやチーム戦績なら最下位争いといったところでしょうか?
しかしこの3割5分7厘という数字、プロ野球の話ではなくIPOにおける初値売り損益の勝率の話なんです…。
2020年ここまで47社が新規上場に挑み、
・勝ち・・・10社
・引分け・・・1社
・負け・・・18社
・中止・・・18社
負けの多さも然る事ながら、中止の多さも今年の特異性を物語っているようです。もちろんその原因は「新型コロナウイルス」に他なりません。
日経平均が一気に戻してきた中で・・・
今年の1月に24,000円を付けていた日経平均もコロナ禍真っただ中の3月中旬には16,000円台にまで急落しました。
その後反発し19,000円を回復して4月を迎えると、もみ合いが続く中で4月末に20,000円に回復しました。
20,000円を境にもみ合う中、5月の最終週からは上げ一辺倒になり 6月8日には終値で23,000円を超えるほど回復してきました。
そんな中、4月6日以来の新規上場が承認され IPOが「仕切り直し」っていう矢先に
・6月11日:日経平均 -652円(-2.82%)
・同日夜 :NYダウ -$1,861(-6.90%)※史上4番目の下落幅
結構な下落が起こっています。
もっともNYダウの史上4番目の下落幅というのも、ワースト3はいずれもコロナ禍の3月に起こっていて、ついでにワースト5と6も 3月に起こっています。
一時的な調整なのか、2番底へと向かっていくのか、個人的にはドキドキしています。
株が安くなれば、それはそれで嬉しいんだけど・・・
元々は投資信託を長期で保有する…という方針で投資を始めたワガママひげおやじでしたが、IPOを知ってから 投資信託の長期保有とIPO投資の2本立てでやっていこうと気付けば15社から証券口座を開設していました…。
投資信託を購入して間もなく新型コロナウイルスの影響による暴落が始まり、やむなく損切りをして分散投資(時間も含めて)の重要さを感じましたし、IPOについても最初に書いたような状態だったため「つみたてNISA」を始めました。
ただ将来性のある成長株だったり高配当株が安く買えないかと、日々市場のチェックを欠かさない身としては 株が安くなるのは嬉しいことではあるんですが、IPOを見ると複雑な気持ちになります…。
初当選は補欠からの繰上り
そんな中、初?当選は補欠当選からの繰上りでした。(補欠なので初当選とは違う?)
【7087】ウイルテックさん、東証2部上場です。
当選をくれたのは「みずほ証券」さんです。上場日は3月6日で、日経平均の終値で20,000円台に下落、前日から579円も値下がりした日だった割に初値売り損益は±0円、そう2020年「引分け」の1社が【7087】ウイルテックさんです!
それ以降 補欠は結構いただきましたが、コロナ禍のためにこちらから辞退したり、まったく繰り上がらずだったりで今に至ります。
何とか早くもう1度 当選をいただいて利益を得る「1勝」をしたいとおもっていたところの下落でしたから、このような記事を書いてしまいました…。
まぁ上昇相場の時はIPO、下降相場の時は高配当株…というように上手いこと行くことを願って頑張っていきます。
そんなことが起こるかどうかは、また別の記事で・・・。