過不足なくぴったりしているさま
なるほど、“丁度いい”ですね。
「分量や大きさの程度、時間などについて、過不足なくぴったりしているさま」って意味だそうです。
“ちょうどいい”って言葉、皆さんは普段使ったりしませんか? 意識して使ったりする言葉でもないですね。 ワガママひげおやじも無意識に使ってると思います。
じゃあ何がとても難しいんだ?…っていうと、今回の九州豪雨について考えさせられたことです。
2020年7月8日現在、記録的な大雨により熊本県を中心に58人が死亡し、2人が心肺停止、17人が行方不明となっているそうです。 また、九州以外でも8日には岐阜県や長野県でも大きな被害があったようです。 お亡くなりになられた方々のお悔やみを申し上げるとともに、被害にあわれた方々や地域の速やかな復旧をお祈りいたします。
日本には四季があり、今は梅雨・・・
雨が好きとか嫌いとかそんな話ではなくて、降らなきゃ降らないで困る…って話です。 梅雨時に全然雨が降らないことを“空梅雨”なんていったりしますね。
降り方の問題もあるのでしょう。
台風ならいざ知らず、豪雨って言葉を昔はあまり聞かなかったように思います。 今は年に何度も耳にする気がしますね…。
“ちょうどいい雨の量”、“ちょうどいい降り方”を望むのはおこがましいのでしょうか?
21世紀になり、インターネットで世界中と繋がり、AI全盛期を迎えようとしている人類だとしても、自然の猛威の前では無力だということでしょうか?
何も自然に対してだけではない・・・
悲しいかな、自然に対して“ちょうどいい”を望むのは無謀なのでしょう。 それでも今回のような甚大な被害を前にすれば、そう思わずにはいられません。
ただ、“ちょうどいい”が難しいのは何も自然に限ったことではありません。
ついつい食べ過ぎちゃった、飲みすぎちゃった、買い物し過ぎちゃった…。 自分一人で完結するはずの、ただ自分さえコントロールすればいいことが中々出来ない…。
そこに他人っていう関係性が登場したら、そりゃもう無理でしょう。 そこに“ちょうどいい”が存在したら、奇跡って言っていいんじゃないでしょうか?
そうは言っても一人では生きていけません。 “ちょうどいい”感じに見せたり、我慢ばっかりしたり…。 ストレスをためるなっていう方が難しいですね。
家族だって個々の集まりだから・・・
“ちょうどいい”っていうのは難しいと思います。
好きで結婚した夫婦。 生まれてきてくれたことに喜び、感謝した子供たち。 そして産んでくれた両親…。
1番身近な人たちですら、衝突し、分かり合えず、疎ましく思う…。 そんな時ありますよね? そんな時ばっかりだって方もいらっしゃるでしょうか?
恐らくですが、この世の悩みの原因で1番多いのは“人間関係”ではないでしょうか? 違いますかね? でもTOP5には入ってますよね…?
ここで言葉遊びを少し。
“ちょうどいい” を “ちょっといい” に変えてみる…。 過不足なくぴったりしていなくても、ちょっとぐらいはみ出してても、ちょっとぐらい足りなくても、…何かいい!って思う。
“ちょうどいい関係”は難しいけど、“ちょっといい関係”なら出来そうな気がする…。
人間関係で悩んでいるのなら・・・
自然に対して、たかが小市民に出来ることなどありません。 でも人間関係なら何とかなりそうだ。 いや、全部が全部は無理だろう。 だってワガママだもの…。
それでも、見方を少し変える、考え方を少し変える、そして行動を少し変える。
それで変わったりすることもあるんじゃないだろうか?
“ちょうどいい”はとても難しいが、“ちょっといい”なら何とかなりそうだから…。
…最後にこれ以上の被害が出ないことを祈ります。
普段は2020年から始めたIPO投資のことなんかを書いています。 たまに子供のことや暮らしのことなんかを書いたりもします。
そんな投資のことだったり子供のことなんかは、また別の記事で・・・。