JAL
日本航空株式会社(Japan Airlines Co., Ltd.、略称: JAL)のこと。日本で最も長い国内線と国際線の歴史を持つ航空会社。

2020年という年・・・
どうも 管理人のワガママひげおやじです。
2020年になって投資とブログを始めた、ワガママでひげのおやじ、ワガママひげおやじです。
今年はとんでもない年になりました…。 私たちの生活スタイルは一変し、誰しもが忘れる事のできない年になっているのではないでしょうか。特に 飲食業、アパレル関連、宿泊業 などは ダメージが大きく、政府も「GO TO キャンペーン」などの政策を打ちだして 何とかしようとしています。
そんな中、最も大打撃を受けているひとつが航空業界ではないでしょうか。 本来ならばオリンピックイヤーとして たくさんの外国人の方々を運んでいただろう航空機…。世界中に蔓延してしまったコロナの波は、旅行客をはじめとする 多くの人々の移動を奪い去ってしまいました。
当然 航空会社の業績は目を覆うばかりのもので、2020年の世界の航空会社の最終損益が 9兆円以上の赤字になる見通しとの報道もありました。 世界中で事実上の破綻をしてしまった航空会社も 1社や2社ではありません。
日本の2大航空会社も JAL(日本航空)が 2,700億円、ANA(全日空)は 5,000億円を超える赤字の見通しとなっています…。
公募増資(PO)で 資金調達へ・・・
日航、1679億円の増資へ
公募も、財務基盤を強化
日本航空は6日、公募増資などで1679億円を調達すると発表した。新型コロナウイルスの流行で国際線を中心に需要の回復が見通せないため、財務基盤を強化する。増資額のうち800億円を二酸化炭素(CO2)の削減などに向けた投資に、150億円を事業の構造改革に充てる。
日航は2021年3月期の連結純損益が2400億~2700億円の赤字となる見通し。通期での赤字は経営破綻を経た12年の再上場以来初めてになる。
出典:©一般社団法人共同通信社
簡単に言うと、新たに株式を発行して 資金を調達しよう…ってことです。 取扱い額面が大きいため 引き受けを行う証券会社は、
・大和証券
・みずほ証券
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・野村證券
・SMBC日興証券
・岡三証券
・東海東京証券
・SBI証券 ※有価証券届出書記載順
5大証券の他、ネット最大手のSBI証券も顔ぶれに名を連ねています。
出典:大和証券Eメールより
上記は 大和証券から届いたメールの内容になります。
株価はどうなっている・・・?
管理人は 航空会社は全くのノーマークでしたので、株価を調べてみました。
出典:SBI証券様 HPより
JAL(日本航空)の 5年チャートになります。 2019年から下落傾向にありましたが、コロナ禍以降は違うステージにいるようです。
日本航空のPO
発表日 :2020年11月6日
決定日 :2020年11月18日~
決定日終値:???円
割引率 :3.0~6.0%
発行価格 :???円
受渡日価格:???円
現在株価 :1,843円(11月6日)
2020年11月6日の終値で1,843円になっていますが、公募増資の発表を受けて SBI証券の夜間取引では 1,658円と、上場来の安値である1,656.5円に迫るほど下げています。
2019年では 110円だった年間配当も 無配当に転じました…。
今後の航空業界は・・・
バフェット氏、航空株すべて売却 「世界は変わる」
1~3月期、5兆円の最終赤字2020/5/3 8:40 (2020/5/3 12:50更新)
バークシャーの年次株主総会はオンラインで中継した=ロイター
【ニューヨーク=宮本岳則、伴百江】著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイは2日、年次株主総会を開いた。バフェット氏は新型コロナウイルスの感染拡大によって「世界が変わる」として、保有していた米航空株を全て売却したと明かした。数々の危機を乗り越えてきた「投資の神様」は米国の明るい将来を信じつつも、コロナ後の世界を見据えて動き始めている。
■「コロナでも米国の成長を止められない」
バークシャーは米中西部ネブラスカ州オマハに本社を置く。年次株主総会はバフェット氏に直接、質問できる機会とあって、毎年4万人の株主が米国のみならず、世界各地から集まっていた。盛り上がりぶりから「資本家のためのウッドストック」といわれる。2020年は例年と同じアリーナ会場を「無観客」にした上で、会長のバフェット氏と副会長のグレッグ・アベル氏が出席。質疑をオンラインで中継する異例の形となった。
総会当日に発表したバークシャーの20年1~3月期決算はコロナの影響が大きく表れた。アップルなど保有する上場株(総額1807億ドル)の評価損が膨らみ、最終損益は497億ドル(約5兆円)の赤字と、過去最大の損失となった。
バフェット氏はそれでも米国株に強気の姿勢を変えなかった。01年9月の米同時多発テロ、08年の金融危機など数々の困難を克服した歴史を「米国の奇跡」と紹介し、中長期的には米国が成長し続けると述べた。米国株投資についても「決して米国の成長に逆らうような賭けをしてはいけない」と指摘した。
■航空株すべて売却「乗客戻らない」
バフェット氏は米国経済の明るい将来を信じる一方、冷徹な投資家の顔もみせた。株主総会ではデルタ航空など保有していた米大手エアライン4社の株式をすべて売却したと明かした。エアライン株はバフェット氏の「お気に入り銘柄」として知られていただけに驚きが広がり、株主からの質問も集中した。
このほど売却したのはデルタのほか、アメリカン航空、ユナイテッド航空、サウスウエスト航空の4社。バフェット氏は2月にデルタ株をいったん買い増したことについて「間違いだった」と認めた。「外出制限が人々の行動に与える影響は分からない。3~4年後に、昨年までのように飛行機に乗るようになるのか見通せない」と悲観的な見方を示した。
出典:日本経済新聞 5月3日記事一部抜粋
今年の5月に 世界一の投資家と言われる ウォーレン・バフェット氏は、保有していた航空株をすべて売却したと言い、「3~4年後に、昨年までのように飛行機に乗るようになるのか見通せない」と悲観的な見方を示したそうです。
IPOチャレンジポイント・・・
ここまでの話なら「買わなきゃいいじゃん!」で終わりなんですが、引受け証券会社の中にSBI証券が入っているので 欲が絡んできます。
出典:SBI証券様 HPより
管理人が全力で取り組んでいるIPO投資。 そのIPOに当選しやすくなるIPOチャレンジポイント! そのポイント欲しさに このキャンペーン中に行われた 2度のPOには、どちらも参加いたしました。


どちらも現在保有中なんですが、ソフトバンクの方は かなり安く入手出来たと喜んでいたら その後マイナスに転じ、モーニングスターの方は 入手時にかなり含み損が出るという、精神衛生上 よろしくない思いをしました…。2020年11月6日現在 プラスに転じていますが。
この「IPOチャレンジポイント」にチャレンジするのか…が 最大の悩みどころです。
それまでの 2社とは・・・
管理人が ソフトバンクとモーニングスターのPOに参加したのは、最悪 長期保有すればいい…との思いがあったからです。 ソフトバンクは7%、モーニングスターでも3%を超える配当がありましたから。
JAL(日本航空)には 配当がありません…。 今の株価が 安いとか高いとかの判断も付きません…。
一人の日本人として、日本を代表する航空会社には頑張ってもらいたいです。 でも、小市民である管理人には 以前のように大きく羽ばたく航空会社の未来が見得ません…。
今 この策に打って出た日本航空にしろ 証券会社にしろ、勝算がゼロなら やらないんじゃないかとか、誰もがヤバいと思う時こそ チャンスなんじゃないかとか、色んなことを考えたりするんですがね…。
結論・・・
「無い寄りの保留」…ってとこでしょうか。 やっぱりポイント欲しいんです。

↑ こんな川柳を詠んでるんですが、まったく進歩していません(笑)。
来週から めちゃくちゃ下げるようなら 思い切って参加するかもしれません…。察して下さい。
ちなみに管理人は 嫁さんの証券口座で「つみたてNISA」を、自分の証券口座では普通の「NISA」にしています。 自分の分を普通の「NISA」にしているのは、IPOで高額当選をした場合に備えてです。 …夢見る50代です(笑)。
皆さんは どうするんでしょうか?
何はともあれ、人生をギャンブルにする必要はありません。 余剰資金での投資を心掛けましょう。 それでは よい投資ライフを~!!